茶器の比較 : マグカップと 茶こし付きガラスマグ

下の写真のもの、蓋碗(コントロール)(左), マグカップ(碗茶)(中間), 茶こし付きガラスマグ(右)で淹れて飲み比べしてみました。

写真は冬㬢の時のもの


比較条件

茶葉: 冬㬢珠露(上の写真),玉蘭茜雲(2020)

茶葉 / お湯:  2 g / 200 ml

抽出時間: 1分, 2分, 3分, と浸けっぱなし1時間くらい、4種類の操作

飲み方: 同じ茶杯に移し香り味を比較。(台湾茶は茶杯などで食感が変わるので)

結果、

茶湯の色は変わりないですね。他の角度からみてみましょう。


簡便さ: マグカップ > 茶こし付きマグ > 蓋碗

圧倒的にマグカップが楽ちんです。

濃いと感じたら差し湯で対応できます。只し、茶葉がどうしても気になる人は茶こし付きマグをお勧めします。また、マグカップはどうしても温度が冷めやすいのが欠点だと思います。


香り:  蓋碗 >マグカップ > 茶こし付きマグ

茶こし付きマグでは香りが少し弱い感じがしました。抽出効率と温度の差でしょうか?


お味: 蓋碗 >マグカップ > 茶こし付きマグ

マグカップ(Arabia)で淹れたほうが雑味が少なく味も良かったです。今回使用した茶こし付きマグ(材料・釉薬の問題)では雑味が出やすいです。実際、マグカップ,茶こし付きマグから直接飲みましたが、マグカップのほうが口当たりがまろやかでした。


利点

・蓋碗 :保温性が比較的に良く、茶湯を茶葉から分け移す操作により、お茶の煎から煎までの変化と調整が出来て、良い体験に繋がります。

・マグカップ:茶葉を抜かないため、時間による味の変化を楽しめます。濃いなと思えば差し湯をすればお好みの濃さに調節できます。

・茶こし付きマグ:複数回に分けて温かいお茶、茶葉がたまーに口の中に入るのが嫌という方にはお勧めします。


今回使った茶こし付きマグ、茶こしの部分が日本製の綺麗ながらがある磁器で、みために惹かれてつい買ってしまったが、意外と良い茶味に出す期待から遠く外し、磁器の蓋まで蓋碗の蓋と違って、まったく香りが一切感じれません。飾りにするか、香り重視ではないお茶を入れるときに使うことにしようかね。。。

結論は、

日々の台湾茶を飲むには、茶兎ではマグカップをお勧めしております。

皆さんの手元の茶道具も是非ためしてみましょう🐰


茶兎茉莉


茶兎茉莉 ChaUsa Jasmin

厳選した台湾窨花茶への思惟 美しい出会の瞬間は、素直な自分に返る それは良いお茶との邂逅 素朴な 自然な 茶湯からの映し 目で感じる 鼻で感じる 舌で感じる 耳で感じる 心で、感じる

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