茶器の比較 : マグカップと 茶こし付きガラスマグ
下の写真のもの、蓋碗(コントロール)(左), マグカップ(碗茶)(中間), 茶こし付きガラスマグ(右)で淹れて飲み比べしてみました。
結果、
茶湯の色は変わりないですね。他の角度からみてみましょう。
簡便さ: マグカップ > 茶こし付きマグ > 蓋碗
圧倒的にマグカップが楽ちんです。
濃いと感じたら差し湯で対応できます。只し、茶葉がどうしても気になる人は茶こし付きマグをお勧めします。また、マグカップはどうしても温度が冷めやすいのが欠点だと思います。
香り: 蓋碗 >マグカップ > 茶こし付きマグ
茶こし付きマグでは香りが少し弱い感じがしました。抽出効率と温度の差でしょうか?
お味: 蓋碗 >マグカップ > 茶こし付きマグ
マグカップ(Arabia)で淹れたほうが雑味が少なく味も良かったです。今回使用した茶こし付きマグ(材料・釉薬の問題)では雑味が出やすいです。実際、マグカップ,茶こし付きマグから直接飲みましたが、マグカップのほうが口当たりがまろやかでした。
利点
・蓋碗 :保温性が比較的に良く、茶湯を茶葉から分け移す操作により、お茶の煎から煎までの変化と調整が出来て、良い体験に繋がります。
・マグカップ:茶葉を抜かないため、時間による味の変化を楽しめます。濃いなと思えば差し湯をすればお好みの濃さに調節できます。
・茶こし付きマグ:複数回に分けて温かいお茶、茶葉がたまーに口の中に入るのが嫌という方にはお勧めします。
今回使った茶こし付きマグ、茶こしの部分が日本製の綺麗ながらがある磁器で、みために惹かれてつい買ってしまったが、意外と良い茶味に出す期待から遠く外し、磁器の蓋まで蓋碗の蓋と違って、まったく香りが一切感じれません。飾りにするか、香り重視ではないお茶を入れるときに使うことにしようかね。。。
結論は、
日々の台湾茶を飲むには、茶兎ではマグカップをお勧めしております。
皆さんの手元の茶道具も是非ためしてみましょう🐰
茶兎茉莉
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