阿里山珠露 冬茶
阿里山竹崎郷石棹から冬の珠露茶が届きました。
今年は1700mの茶畑で収穫された青心烏龍茶と1300mの茶園で収穫された金萱茶を選びました。
今年の冬茶は、どちらも滋味が豊富でとろとろ感が最後まで続く優しい味わいになっています。
冬㬢:青心烏龍茶 1700m
程よい森林香の後に、優しい甘さの柑橘香が強く感じられます。
茶湯はとろっとしていて、口に含むと滑らか口当たりに驚きます。滋味も豊富で甘みのバランスも良く、回甘もあり最後まで美味しくいただけます。
金萱珠露 冬:台茶12号 1300m
茶葉からは春茶と同様にナッツ香が感じられます。
淹れてみると金萱らしい乳香の後に甘酸っぱい柑橘香が。
優しい感じの味わいと甘味で癒されます。こちらもお茶も滋味は豊富です。
春茶と冬茶の違い
【春茶】 花や柑橘香よりどちらかという木や草の青臭い香りが強い傾向にあります。甘みや滋味は冬茶に劣りますが、バランスが良く喉越しや清涼感を邪魔しません。冷茶にするなら春茶をお勧めします。
【冬茶】 木・草の青臭い香りは控えめです。花や柑橘系の香りが強く感じられるため、春より冬茶のほうが茶兎のお茶は香りが強い傾向にあります。また、滋味が豊富で茶湯はトロトロっとしていて後味には心地よい甘みが感じられます。ほっとできるお茶です。
毎年、安定して美味しいお茶を作ってくれる阿里山の茶農に感謝しております。ほんと凄腕です。
茶兎
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