文山包種茶
産地
文山包種は、台北の南東に位置し、中央山脈の北嶺にあたるなだらかな山間部が主な産地になります。坪林区は高山茶の産地より北に位置するため、海抜は450-800 m 程度ですが、澄んだ空気と清流が育てる豊かな山林に囲まれ、朝霧も多く、高山地域に近い気候の中、茶樹は育てられています。
特徴
文山包種は、主に青心烏龍種を用いており、台湾烏龍茶の中では最も発酵度(10%程度)の低いお茶になります。
烏龍茶に分類されていますが、茶葉の形状は球形ではなく、条形(細く長い)をしていて、深緑の季節を思わせるような深い緑色をしています。
水色は淡い黄緑色を帯びていて、口当たりは爽やかで優しくフローラルな香りと清香が魅力的で、味わいも日本茶に近く親しみやすいお茶です。
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